福祉職員たった一人の力なんて、たかが知れていると思いませんか?なによりもご本人の力が一番大切です。決定権はご本人にあります。ドライブに例えるなら、運転手はご本人自身であり、わたしたち職員は、いわばカーナビのような役目だと思っています。目標を決めるのは私たちではなく、あくまでも「ナビを操作するご本人」であり、本人が決めた目標に近づけるように支援するのが私たちの役目です。カーナビであれば、指示された道を間違って進んでも、再検索してくれて、目的地まで導いてくれます。私たちも、本人が目的地にたどり着けるよう精いっぱい、お手伝いします。
特定非営利活動法人 ライフplus
2013年10月17日
江木 美喜子
〒710-1311
岡山県倉敷市真備町岡田511-2
ハイツタケウチ201号
岡山県倉敷市真備町を中心とした近隣地域
合計3名
岡山県
県民生活部県民生活交通課
障がい者福祉、地域・まちづくり、
人権・平和、就労支援
この法人は、障害者総合支援法による障害福祉サービス事業等を利用しようとする障がい者に対して、ノーマライゼーション理念に基づき、地域で自立した生活を営んでいくために必要な事業を行い、福祉の増進により広く貢献することを目的としています。
「一人ひとりの照(あか)るい未来のために」
地域とともにニーズ解決を図り地域福祉力の向上を目指します
障がい者、職員、地域の人々、お客様、すべての人々が一体となる社会を創ります
常に専門性・人間性を高め、新たな可能性に挑戦し続けます
同情ではなく、共感することで利用者本位の一体的サービス提供を目指します
持続可能な組織運営を目指し、安定した支援体制を構築します
職員が協力し合い、チームとして対応できる組織づくりを進めます
行政機関としっかり連携を図り、より良い支援を実現します
地元地域に根差した事業所として、地域社会に貢献します
一人でも多くの障がいのある方々、ご家族の方の想いに寄り添えるように、一人一人の適性を考えた情報提供、相談支援体制の強化などが目下の課題であると感じております。障がいのある方たちにとっては、自分の思っていることをうまく相手に伝えることが苦手であったり、思考することが苦手な方もおられます。その方たちの「言わんとすること」を、どうやって引き出し、くみ取ることができるか・・私たち相談支援専門員の最大の課題と考え、日々精進しております。
江木 美喜子
その昔、平成3年の夏、広島県福山市にある聴覚障がい者を支える団体にご縁をいただいたことがきっかけで福祉に携わるようになりました。はじめは手話を覚えることから始まり、やがて「福祉とは何だろう…人が人を支えるってどういうことなのだろうか。そもそも自立とは、なにをもって自立と言うのか…」など多くの疑問を抱くようになりました。ちょうどその頃から、多種多様な「困りごとの相談」が舞い込むようになり、「こんな未熟な私でも頼ってくださる方が多くいるのだ」と実感し嬉しく感じたことにより、それ以来、本格的に福祉の勉強を始め、仕事として従事してきました。
平成30年7月、倉敷市真備町は豪雨により大変な被害を受けました。当法人の自宅も事務所も全壊状態でした。避難所生活を余儀なくされましたが、水が引き始め、利用者の安否確認のために長靴を履き、支柱のような棒を手にし、避難所の小学校から利用者の家を目指して一件一件歩いて回りました。何キロも歩いて家の近くに人がいれば聞き込みをし、避難所に戻っては貼り出されていた生存確認名簿で名前を確認する日々が続きました。
非力な自分でも大勢の人と一緒になり泥水を掃き出し、家具やゴミを運び出し、町内の地区から地区へ歩いて家を確認して回ったこと…言葉にならない暑くて大変でしたが、一人ひとり連絡がとれたり顔が見れたときには何とも言えない嬉しさがこみあげ涙しました。誰かのためになること、それは巡り巡って自分のためにもなること…今はそう信じて、日々を過ごしています。
「悪いことも失敗も 人からの批判も
受け入れてこそ成長がある」
この言葉が今の事務所の壁に貼られています
ポラリスは「人を大切に」「自分を大切に」「地域の人と一緒に」活動できるようにいっぽいっぽ歩みを進めていきたいと考えています。7月豪雨から時間が経過しましたが、失ったものは多く、完全に取り戻すには金銭よりも多くの人の手が必要なのです。しかし、弱音は吐いていられません!少しづつ、少しづつ…確実に取り戻していくだけです。日々、生きていることに感謝すること…とても大切だと思います。
障がいをお持ちの方が、ご本人らしく地域で当たり前の暮らしが出来るようにお手伝いをさせていただく機関です。また、障がいをお持ちのご本人だけでなく、ご家族や支援者の方々の悩みにも寄り添っていきます。
サービス利用支援、継続サービス利用支援(ケアプラン作成)を行います
障がいのあるお子様へのサービス利用支援、継続サービス利用支援を提供します
地域生活を送る上での相談、成年後見制度利用相談、福祉サービスの利用相談など
ケア会議の開催、自立支援協議会への参加、関係機関との連携を図ります
障害年金等の各種相談にも対応しております
生活全般に関わる様々なご相談をお受けいたします
「ポラリス」とは、北極星(Pole star)のことで、天の北極に最も近い輝星を意味しています。北極星は地球上から見るとほとんど動かず、天測航行を行う際に正確な測定をするための固定点となり得る星です。わたしたち相談支援に従事する者として、どんなときでも凛とした姿勢で、法人の理念がブレることなく、そして障がいのある方たちが道に迷い悩み苦しむときの「道しるべ」になればとの想いから、当事業所名は命名されました。
日々の活動の様子や、真備町の風景、復興への歩みをご紹介いたします。
一人ひとりに寄り添った支援を心がけています
私たちが活動する地域の様子
少しずつ、確実に前へ進んでいます
地域の皆様とともに歩んでいます
日々の活動を通じて成長しています
職員一同、協力し合いながら支援しています
一人ひとりの照るい未来のために
地域福祉力の向上を目指して
平成30年7月豪雨にて全壊被害を受けました。その後、多くの皆様方のご支援に支えられ復興を目指してまいりました。それでも自宅と両方の被害を受けた当法人といたしましては、内部事情としてはまだまだ復旧できておらず、備品も不足したなかで日々業務を行っております。備品不足はいましばらく続くと思われますが、温かい目でポラリスを見守っていただければ幸いです。本当に、ありがとうございます。
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障がいに関するご相談、サービスのご利用について、どのようなことでもお気軽にお問い合わせください。
受付時間: 平日 9:00〜17:00
※土日祝日は休業日となります
※緊急の場合は、留守番電話にメッセージをお残しください
初めてご相談される方は、まずはお電話かメールにてお問い合わせください。ご本人の状況やご要望をお伺いし、最適な支援方法をご提案させていただきます。相談は無料ですので、お気軽にご連絡ください。ご家族の方からのご相談も承っております。